『Philosophy of Science』読書会 2024-08-06
2024-08-06
範囲
9. Theory Construction vs. Model Building
Summary
Study Questions
pp. 166–167
読書メモ
アプローチの比較
axiomatic approach
モデルの役割を説明できない。
instrumentalism
モデルの役割を説明できる。
同じく実在論が問題になる。
生物学では法則を示すことは難しい。
ダーウィニズムしかり
モデルは いわゆる理論(古典的には物理学においての)よりも奥妙だと言えそうだ。
study questions
意味論的アプローチが実在論より道具主義なのは なぜ?
理論がモデルの集まり である という 見かた であり、そもそもモデルが道具主義的だから。つまり entity の実在性にコミットしてない。
モデルの予測性能のみを見るべきか?
物理学 vs 生物学
trade-offs?
model vs realism
精度 vs 汎化性能
purposive character(目的論的性格)?
wint.icon ヒトの社会的な振る舞いも ある程度 Darwinism で説明できるはずだ。
social intuitionism に言及してる?
開幕の まとめ
by Aketo
ここは 比較的 中庸
哲学は極論に行きがち
経験主義つよすぎ
合理主義よわすぎ
理論とモデルを行き来して使い分ければ良いだろう。
哲学者から見た面白さか
根幹
科学における生産性を目指してる。
志向
理論: 実在へのコミットが強い。
モデル: 実在へのコミットは弱い。
wint
ontological commitment vs realist commitment
Aketo comment
やっぱり実在論までコミットしたい。
Aketo comment
実在論なしの theory は できる。
科学者には関係なくない?
Aketo
実在論
最終的には常識なのでは?
同じ。同値類。
wint
自然種
科学的実在は日常的な存在論に別
科学的存在論
実在性があるとして、グラデーションでは?
道具ごしの観測は?
道具主義
存在とは
同値類
測定の影響を無視できる。
→ 同値類
Aketo
語ることについて自然主義的に考えてみる
robustness
事象と表象
記号・指令
生産者と消費者
個体内と個体間
言葉の再現性
白血球にも存在論があるだろう
科学に至る前の実在論
しん
表象の話
e.g. 走光性の生物
定義?
生得的だけでなく、未知のモノへの対応までもないと表象と言えないのでは?
つまり認識論の自然化か
存在論の自然主義的な基盤は あるのか
Aketo comment
表象は原始的なモノから段階がある。
by 戸田山
さらに高度な表象へ
磁石でも良い
しん: もはやモナド(単子)か
逆に難しい。
表象を みいだしてる方が高度だろう
pattern
理論 vs モデル
しん: 表象の仕方の違いと言えそうだ。存在論というより、認識論の違い。
ontologist のバリー・スミス
フッサールの流派
「存在論と認識論はセットである。」
Aketo
認識論おさらい
真なる命題とは何か。
真理値関数の割り振り。有限のパターンしか存在が有り得ない場合は、区別が無意味になる。
存在論 vs 認識論
カントの認識論的転回
存在論を切り離した。しかし極論か。
by しん
観測者なき存在物の理論
唯物論など
by Aketo
科学的実在論
認識論において相対主義ではない。
主体は 1つ
措定物は すべて実在する。
つまり認識論は一元論
一元主義
しん: 社会構成主義でないのか?
Aketo: 科学から見たら、別の社会だろうと結局は同じモノになるはず。
構成でなく発見か
やっぱり実在では
ミラクルの許容度合いだろう
次回
てごわいヒューム
統計を考える
解像度が あがる感じ
より強い経験論